ミステリー作家、綾辻行人の館シリーズの魅力

有名なミステリー作家、と言うと、人それぞれ頭に浮かぶ人は違うと思いますが、綾辻行人さんを外すことはできません。
特に館シリーズはまだ未完のものではありますが、本当に最高傑作だと思います。
綾辻行人さんと言えば叙述トリックを得意とする作家さんとして有名ですが、その強みが顕著に現れているのがこの館シリーズです。
文体も分かりやすいので、ミステリー初心者にも世界観に溶け込みやすい作品だと思います。
私はこの館シリーズの第一作、「十角館の殺人」を読んだ時に強い衝撃を受けました。文章なのにこんなにもハラハラとしてスリリングな気分を味わえ、文才というものの凄みを肌で感じました。
とにかく「ある一行」のインパクトが強い効果を持っていました。この一行で物語の主軸が全く変わってきます。
読み終わった後、思わず二度読みしたのが記憶に新しいです。
十角館も言わずと知れた名作ですが、私はシリーズ第七作にあたる「暗黒館の殺人」もオススメします。
四巻で完結する大作だけあって、伏線も張り巡らされていて、読みごたえがあります。
綾辻作品は日本の宝だと思います。

ミステリー作家、綾辻行人の館シリーズの魅力